駅弁あり遠方より来る、また楽しからずや!(春)
2019/04/21
春です!桜の季節です!そして行楽の季節がやってきました!! お花見は、古来より日本人にとって、大切な春の行事のひとつでした。 桜の花を見るために野山に出かけ、お弁当を食べたり、お酒を酌み交わしたり。 家族や恋人、親しい友人と一緒に、短い春の訪れを楽しんだものです。
桜の花は筆舌に尽くし難いほど美しく、でもその命は短いもの。一斉に開花した途端、瞬く間に散ってしまいます。 その儚さが日本人の心を深くとらえ、様々な価値観と文化を生み出してきたのです。
そして「旅」と「お弁当」は、今も昔も変わらず、切っても切れないベストパートナーで す。 その昔、桜の名所へは、お弁当を携え、春の里山の風景を愛でながら徒歩で向かったものでした。 今の時代は、鉄道に乗って、車窓に流れる風景とともに駅弁を楽しむという幸せが増えました。 春の駅弁は、桜に負けないくらい彩り豊か。掛け紙も具材も、郷土愛が色濃く反映されて います。 駅弁とは、季節と風土をそのままいただくもの、そして目で見て食べて楽しめるもの。 あなたも一度、駅弁を携えて、桜の季節の日本を旅してみませんか? 初めてなのに何故か懐かしい、ノスタルジックな気分が溢れてくることでしょう。